近代建築
2014年04月10日
京都文化博物館
実は京都文化博物館で開催されている特別展の前売りを買っていたので観に行きたいと思っていたんですが、とある事情(?)から、ちびにぃにもこの京都文化博物館は行っておいた方がよいのではないかなんて思い、誘ってました。
なかなかタイミングが合わず、今日ならということで急きょ行くことになりました。
ちびにぃには2限目があるというので地下鉄烏丸御池でお昼に待ち合わせ。とりあえずランチをしてから行きました。
1時頃、文化博物館に着きました。
ところが私が見ようと思っていた特別展が大人気。チケット売り場はすごい人、ちびの分のチケットはなかったのでこちらはあきらめて総合展示室を見ることにしました。
総合展示室は2Fが入口になるのでチケットも2Fで購入します。大人¥500、大学生¥400、高校生以下無料です。
特別展と違ってこちらはすっきりしたものです。
ほとんど誰もいない・・・さみしい限り・・・。
2階の総合展示室は京都の歴史や文化を紹介しており、テーマ別に3つのゾーンに分かれ一定期間で入れ替えをしているようです。
また3階のフィルムシアターで映画を観ることもできます。これは京都府が所蔵する名作ということですが・・・今日のはちょっとって感じでしたが・・・古い名作といわれる映画もするようなので趣味があえばかなりお得です。
また1階はミュージアムショップやろうじ店舗が入っています。
ろうじ店舗というのは江戸時代の京の町家の街並みを再現したところで、カフェや京都の工芸品のお店があったりします。ここにあった「鳥彌三あざみ」で親子丼を食べるのを楽しみにしてたんだけど、去年の12月に閉店してしまいました。残念!
京都文化博物館別館が隣にありますが、ここは旧日本銀行京都支店だった建物です。
京都文化博物館建設の際、当初のように修理復元し、今は国指定重要文化財に指定されています。
ここは銀行当時のカウンターになります。
柱も吹き抜けの天井も細工が施されとてもきれいです。
昔はこの建物の中でお金の出し入れが繰り広げられていたんですね。
金庫室は喫茶室になっています。
京都文化博物館
京都市中京区三条高倉
075-222-0888
総合展示 10:00~19:30(入場19:00まで)
特別展示 10:00~18:00(入場17:30まで)
休館日 月曜日 12/28~1/3
この旧日本銀行京都支店がある三条通界隈はレトロな建物の宝庫です。
同じ一角にある中京郵便局も明治に建てられた近代建築で、ここは外壁を残して中だけ建築するという方法で残されているそうです。
三条烏丸にあるみずほ銀行のこの建物は、解体したのち外観だけもとの近代建築を再現したものだそうです。
京都はお寺だけでなくこうした近代建築も多く残っているので見たい建物がたくさんあります。
そうだ・・・今日、特別展を見れなかったので近いうちにまた行かなければ
2011年09月25日
綿業会館
綿業会館は国の重要文化財に指定されてます。
そして月に一度第4土曜日に館内見学を実施中。
午前の部は11時からの見学で昼食付き¥2500。
午後の部は14時半からの見学のみで¥500です。
みぇちゃんがちゃんと予約しておいてくれたので14時半からの見学です。
正面から入ると吹き抜けのロビーに大きなシャンデリア、岡常夫氏の像が鎮座してます。故人の遺言により100万円が寄付され、これに業界から集めた50万円を足して昭和6年12月に竣工しました。今の価値でいうと5千倍とか・・・。
(ちなみに当時100万円で大阪城が再建されたそうです)
ここのロビーはイタリアルネッサンス調です。
となりの会員食堂はアメリカ式。
天井は装飾が豪華です。
談話室はイギリスルネッサンス初期の豪華で重厚な部屋。
壁のタイルタペストリー。
部屋の中にある上階への階段
廊下には当時使われていた郵便ポストがあります。
上の階で投かんされたものもここへ落ちてきて、契約をしていた郵便局が直接ここへ取りに来てくれたそうです。
そのとなりのエレベーター。
もちろん中味は今のものになってるけどこの扉は元のまま。
貴賓室の天井
拡大するとこんなに精巧。
この中のザクロは実がたくさんなることから繁栄を願っているとか・・・。
貴賓室につづく鏡の間
このテーブルの奥の壁の鏡と反対側にある貴賓室とのあいだにある扉についてる鏡とがお互いに映りこみ、部屋がどこまでも続いてみえるようになっている部屋。
貴賓室の床
気がつきました?
アンモナイトの化石入り。
会員と同伴者専用の本館地下にあるグリル。
この青いモザイクは当時のまま。
壁面のプチプチした模様は大理石の壁にモザイクを埋め込んだ装飾。
手が込んでます。
今日は案内してもらえなかったけど、屋上には昭和初期にそんなスポーツがあることすらあまり認識されていなかったゴルフの練習場や、かなりりっぱな紡績神社などがあるそうです。
戦争でも無事だったこの建物が80年の時を経て、今でも会員により使われてるのはすてきなことだなって思います。
綿業会館(綿業倶楽部)
大阪市備後町2-5-8 地図
06-6231-4881
10:00~20:00
館内見学(有料)
毎月第4土曜日
11:00~食事つき
14:30~見学のみ
(事前申しこみ要)
2011年09月23日
三菱一号館美術館
このレトロな建物、大好き~。
1984年(明治27年)旧三菱一号館は、丸の内の最初のビジネスビルとして建てられました。
老朽化のため1968年(昭和43年)に解体されたんですが、今の三菱一号館が2009年春に再建されました。再建にあたり、できる限り忠実に復元するため煉瓦は成分にまでこだわって製造し、その製造方法や建築技術にまでこだわったそうです。もちろん残されていたものは再度使ってます。詳しいことは三菱一号館歴史資料室で知ることができます。
この資料室のスタッフがまた熱心なすてきな女性でした
ただ、行った時は美術館の催しが開催されてなかったのがちょっと残念。
でも、資料室をのぞくだけでも楽しいです。
この入口から入ると左側は「STORE1894」。
おしゃれな雑貨屋さんです。
ほかにお客さんがいなかったこともあり写真もOK!
煉瓦の壁も窓枠も重厚で素敵です。
このばらかわいいでしょ
一見入りずらそうだけど、スタッフは感じいいし見る価値ありです。
中庭側からみた三菱一号美術館。
ベンチがたくさんあって都会のオアシスです。
暗くなってきても素敵です
CAFE1894での待ち合わせまでにまだ時間があったので、中庭をはさんで向かい側の丸の内ブリックスクエアの雑貨屋さんものぞいてみました。こちら「キャスキッドソン」は大盛況。やっぱり入りやすいし、日常使えるものが多いからかな~。バラをモチーフにしたバッグや食器、雑貨がたくさんあってかわいい~。
そしたらびっくり~、すぐ後に、一緒にお食事したyumyumからロンドンのおみやげ~!てキャスキッドソンのハンドクリーム頂きました。
それも、たくさんある商品の中で私が思わず手にして「ワイルドローズ・・・じゃなくてワイルドフラワーなんだ~!かわいい」なんて思ったものでした。不思議~
そうそう、このかわいいピンクのばら、買ってしまいました。
エコバッグです。
10月13日からは三菱一号館3階の展示室も公開されるそうで、建物の梁など内部も見れるそうです。機会があったらまた行ってみたいな~
三菱一号館美術館
東京都千代田区丸の内2-6-2 地図
火・土・日・祝 10:00~18:00
水~金 10:00~20:00
定休日 月曜日(祝日は営業、翌日休館)
1月1日 展示替え期間
STORE1894
月・土・日・祝 10:00~18:00
火~金 10:00~20:00
休日 1月1日 展示替え期間