2014年11月12日

「出世花」 高田郁

goziちゃんが高田郁の「出世花」を持って来てくれました。

P1120512

不義密通の罪を犯して逃げた妻を仇討するため、三歳の娘を連れ国を離れた父。6年後、空腹のため毒草を誤って食べ、僧侶ら(正真と正念)に助けられるも、父は他界し娘お艶のみが残される。亡くなった父は、湯灌場(ゆかんば)で現世における恨みと放浪の垢を落としてもらうことにより、安らかに浄土へ旅立つ準備ができた。と、お艶は感じる。
九才のお艶は、父の遺言でもあった新しい名前を正真からいただき、お縁となり、寺で世話になる。そして、自分の生きる道を模索していく。

これは高田郁の作家としてのデビュー作です。
その後の作品同様に、主人公はもっと楽で安易な道もあるのに、自分の気持ちに正直であるため、あえて厳しい道を選び、努力することで報われ、喜びを得ます。

ただ、この作品は扱ってる題材が死者を弔うことだけに、私にとっては衝撃的な作品でもありました。

「出世花」
著 高田郁
角川春樹事務所版

cool_mama at 21:20│Comments(2)TrackBack(0)  

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この記事へのコメント

1. Posted by gozi   2014年11月12日 23:16
私は凄い前に読んだから、内容も忘れてたくらいで…衝撃的だったんだ~(^_^;)って思ってしまい、ちょっと悪かったかなぁ~って
このブログを見て、ナルホドそうだったそうだった…ってよく解るまとまり方でした(^-^)
ほんとに凄い上手だわ~(*^^*)
2. Posted by tyutyutan   2014年11月13日 09:07
goziちゃん
全然悪くないよ~!高田郁らしい作品でいい話だった。
ただ、私ってみかけによらずこわがりだから・・・。ラノベでひどい殺され方しても平気なのに現実味のある話で痛かったり死んでしまったり、というのがちょっとだめなのよ・・・。
でも、それ以上にいい話でした。どうもありがとう

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