2013年01月27日

知恩院三門

今年の「京の冬の旅(特別拝観)」のひとつに知恩院の三門があります。いつもは楼上に上がることはできないのだけど、3月18日までの期間限定で拝観できるんです。

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知恩院の三門も国宝です。

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東福寺の三門の2/3の大きさと聞いたけど、階段の上にあるのでとても大きく見えます。

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正面右側の裏手から中へ入ることができますが、ここで、拝観料¥800を払います。

いきなり急な階段をあがります。手すりやロープなどもあるけれど、風も強いし出口がむこう側ということでブーツやカバン等荷物もあるので、この階段が超怖い~

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これは降り口側の階段だけど、本当にゆっくり降りないと危険です。
あまり年をとってからでは観に来れないかもって思いました

上にあがるとかなりの高さになるので遠くは五山の送り火のうち4つの山が見え、京都市内が一望できます。
でも、その風景の写真すら撮ることは禁止。
ありがた~い内部の様子を写真に撮ることを禁止することはわかるけど、ここからの景色が許されないっていうのはちょっと解せない・・・でも、決まりだから仕方ない・・・。

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三門内部は真ん中にこの写真のお釈迦様が祀られてます。
両側に16羅漢様がいて、そういった仏像があることを知らなかったで、あまりに立派な内部にびっくりしました。
天井の龍の絵も、天女の絵も400年も前のものとは思えないほど色鮮やか。これは宝石の顔料を使ってるからだそうです。

知恩院には七不思議と呼ばれるものがあります。
中学生の時に初めて修学旅行で来た時に見た「忘れ傘」が一番印象に残っているものですが・・・。

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御影堂にほとんどがあり、今年に入ってから大修理がおこなわれてるので見れなません。
こんな風に建物で覆われて、まるで大きなビルみたい・・。
見れない代わりにパネル展示などがあるそうなので、興味のある方はそちらへとのことです。

で、修理が終われば七不思議のうち6個は観るまたは体験(ウグイス張りの廊下とか)できますが、ひとつは今だけ。
この三門の楼上に置かれている白木の棺(三門を実際に作った大工の棟梁で、予算をオーバーしてしまったためのちに自刃した夫婦の像がおさめられてる)がそのひとつなので、この機会にあがれてよかったです。
でも、なんで不思議なのかはよくわからないんですけどね・・・。

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このほか、境内には除夜の鐘で有名な超大きな鐘もあります。
むこう側にみぇちゃんがいるので、人の大きさと比べたらかなり大きい。これは一人でつくのは無理~!

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三門を裏側からみたところ、この階段もなかなか急です。

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三門の柱のあいだからの風景。

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三門からまっすぐきたところに知恩院新門があります。
この新門から出て東大路通りを渡り、そのまままっすぐ行くと、祇園の北側になります。

ほら、サスペンスでよく登場する辰巳大明神。

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ここはウェディングの前撮りスポットでもあるので今日も和装のお二人がいました。

みんなで「本物のカップルかしら、それともモデルさんたちの撮影かしら?」とか・・・。「男性の方が背が低いからほんもののカップルね」なんて・・・言いたいこといいまくり

でも、お幸せにね

cool_mama at 20:42│Comments(0)TrackBack(0) おでかけ 

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